本堂の耐震強化工事が完了しました

本日、本堂の耐震強化工事が、向拝の内側に新しい柱を追加して完成しました。

ジャッキを使用して、元々の柱を持ち上げ内側に新柱を施工するという工法でおこないました。向かって左側の下り龍が彫ってある柱の施工中は雷雨で、右の上り龍の柱が完成したころには、日が差してきました。まさに龍が降りてこられて天に帰って行かれたんだなと完成した伽藍を前に感じました。思わずこれからこの伽藍を御護り下さるようにお願いしました。

あと1ヶ月早ければ、二十八世碩屋玄爾大和尚にお見せ出来たのにと思うと残念です。

でも、100年経ったこの伽藍が、本日より次の100年に向かって護持されることを願っております。

2020年5月13日